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甲子園出場決定!!

 5/31(土)、北九州市立大谷球場にて「2014マスターズ甲子園福岡県予選」の決勝が行われ、
接戦の末、強豪久留米商業OBを破り、初優勝を決めましたーーーーーー!!!!!

2014マスターズ甲子園 福岡県予選結果

2014マスターズ甲子園 福岡県予選結果

H6年、小倉東高校野球部は「第66回選抜高校野球大会」に初出場して、今年でちょうど20年になります。この節目の年に「秋の甲子園」でありますマスターズ甲子園大会に再び小倉東が出場します!今回は2期生から30期生までの幅広い世代がひとつのチームになっています!先輩、後輩達が一緒になって、甲子園で野球が出来るという夢のような話ですが、その出場権を手にする事が出来ました(^^)/

<決勝戦について>
昨年、マスターズ甲子園全国トーナメントの初戦で対戦した久留米商業OBが、今年は決勝戦の相手となりました。久留米商業野球部は大正4年(1915年)、第1回甲子園大会に出場した歴史・伝統のある学校で、現在でも県内の強豪校であります。そんな学校のOBチームですから、投打ともにバランスがとれ素晴らしいチームです。

<前半(1回~3回) 34歳以下>※35歳以上が出場しても可。投手は30歳以上
初回、小倉東OBのバッテリーは選抜ベスト8時代の、西ー則松の黄金バッテリー。久商OBは10代が3名、20歳、24歳、25歳と今でも現役並みの動きを見せる選手相手に、素晴らしい投球をみせ2イニングを0に抑えます。一方、小倉東OBは村上寛樹(29期)がレフト前ヒットで出塁するも、チャンスを生かせず1,2回と点を取れません。3回表、長短打で2点を失います。その裏、小倉東もノーアウト1-2塁とチャンスを広げるも久商捕手の素晴らしい牽制球に刺され、再びチャンスをつぶし0点。

<後半(4回~6回) 35歳以上>
後半戦、永井(10期)の素晴らしいピッチングでスタートし、続く裏に間野(9期)のレフトオーバー2塁打で1点を返します。その後、半晴(11期)も見事な投球を続け、5回裏満塁のチャンスを迎えるもまたしても0点。1-2と1点ビハインドのまま最終回を迎えます。久商の攻撃は四球とポテンヒットなどで1アウト満塁となります。そこで三遊間にヒットを打たれ2失点1-4と差を広げられます。3点差を開けられた最後の攻撃、1アウトから河西(10期)が起死回生のレフトオーバーを放ちます(あと1メートルでホームランだったかな)その後、清水大輔(9期)の内野安打で1-3塁とチャンスを広げ、代打に西(14期)が打席に立ちます。彼は春の選抜で甲子園を経験していますが、夏は県大会で久留米商業に敗れた経験をもっています。(久商は当時朝山選手(※現広島カープコーチ)のいた世代です)その時は最後のバッターで終わったこともあり、リベンジに燃えていました。結果は、目の覚めるような左中間を真っ二つに抜く2塁打で2点返します。その流れにのり女房役の則松(14期)が2アウトからセンター前ポテンで同点となります。土壇場での活躍も結局14期生がもっていきました(-_-;)

<延長戦>
規定により、勝負がつくまで延長戦がはじまりました。小倉東の投手は清水大樹(14期)。彼はスラッガーでありますが、投手経験もあり現在もNECで選手兼コーチとして頑張っています。急遽のマウンドでしたがよく投げてくれ、7回を1点で抑えます。その裏、四球で出したランナーを進め、4番佐田(15期)が犠牲フライで1点返します。緊張した展開のまま延長8回に入ります。2本のヒットを続けられ1アウト2-3塁のピンチを迎えます。そこでショートゴロを二村(15期)が軽快に捌き、1塁へ投げ2アウト。その時、3塁ランナーが本塁めがけ突進します。ファースト渡辺(13期)が慌ててホームへ送球しますが間に合うか・・・

判定は「アウト!」これには相手の久商OBも強く抗議に出てこられましたが・・・タイミングはセーフだったと思います。ですが、一番近くで見ているのは主審。さらに捕手の則松が言うには、最初のタッチは空タッチ(走者に当たらなかった)だったが、相手ランナーもベースタッチしていないと判断し、再度タッチしてアウトになったそうです。

最大のピンチを脱出した後、8回裏には久商OBにも疲労がみられ、連続デッドボールなどでノーアウト満塁となります。そこで松村(16期)がセンターへ犠牲フライを放ち、サヨナラ勝ち♪~~~2時間半にわたる熱戦が幕を閉じました・・・

決勝スコア


OB野球とはいえ、やはり簡単には甲子園へは行けません・・・そう実感した素晴らしい試合でした。

最後になりますが、決勝戦には多くのOB/OG,卒業生が来てくれました。いつも熱い声援ありがとうございます。また、差入れもたくさんいただきました。皆さんの母校を想う力が今回の勝利を導いてくれたと思います。また、久々にお会いしたのが「土田先生」「乕谷先生」コンビです。バックネット裏に座り、初回からずっと試合を見て下さいました。先生方も久々の教え子の活躍する姿にハラハラ・ドキドキの連続でお疲れだったとお察し致します。お忙しい中、本当にありがとうございました。

まだまだ書き足りませんが、今回はこの辺で・・・

決勝戦参加メンバー

決勝戦参加メンバー