9/28~29にかけて宮崎県内で行われた九州高校OB野球大会、いろいろな事を学んだ2日間だった。
28日、宮崎県小林市の球場についてグランドを見おろすと、鹿児島商業と大津高が対戦していた。グランド横では次の対戦相手である佐賀商がアップを始めていた。県外チームとの対戦だからなのか、有名校がいるからなのか、これまでの大会とは全く違う雰囲気で、我がチームのメンバーもそれを察し、各人がそれぞれアップを始め、いい緊張感の中、大会に入ることが出来た。
初戦で対戦した佐賀商OBチームは素晴らしかった。佐賀商伝統のバット手渡し(四球になったら、次のバッターへバットを手渡しする姿※道具を投げない)をOBチームになっても実践されている事に感動した(>_<)強豪・伝統高と呼ばれる学校の共通点、それは例外なく道具を大事にし、グランドが本当に綺麗である。些細なことではあるが、こういう小さな事を後輩に伝えていくのが我々OBの役目かもしれない・・・
話は少しずれるが、高校野球を見に行くと、毎回守備位置前の小石を拾っている者、また、出塁する度にランナーコーチとアウトカウントを確認する者、相手捕手の配球をずっと観察している者、ホームベースをいつも綺麗にする捕手・・・こういう小さな事を実践できる者がたまにいる。大きな大会で最終的に勝敗を分けるのはこういうところだという事を現役生徒にも分かって欲しいなぁ・・と改めて感じた。
準決勝の宮崎南戦はすこしもつれた(-_-) 4回裏、逆転した直後にアピールプレーで3点を取り消された…我々はベンチから飛び出し、審判に詰め寄り猛烈に抗議した。結局抗議は受け入れられず、それ以降、集中力に欠けた我がチームは追加点を許し、敗戦となった。理由はどうであれ、あの時の抗議のやり方は反省しなければ…審判、及び大会関係者にご迷惑をおかけしたことをお詫びしたい・・m(__)m OB大会とはいえ、母校のユニフォームを着て戦う試合は、草野球とは全く違い、どのチームもガチンコ、真剣勝負である。感情的になるのも無理はないが、今後は紳士でスマートな行動を心掛けたいと思う。
またまた話は変わるが、大会前日、宮崎市内で監督会議と懇親会が行われた。そこで25年ぶりに懐かしい同級生との再会があった。その人とは金田政彦さん(大分高田高校-九州日産-オリックス-楽天)。高校3年時、小倉東で練習試合をした事をよく覚えてくださっていて、当時の話で盛り上がった。当時うちのエースだった安藤の事はよく覚えているようで、私にデッドボールを当てた事は記憶になかった(-_-)・・・まぁ当たり前か・・OB大会(マスターズ甲子園予選含む)には元プロ選手も出場可能なので、こういう形で昔話が出来るのもこの大会の魅力の一つだと思う。
「先輩、来年絶対九州大会優勝しましょう!」、大会翌日後輩から電話があり、その後も先輩・後輩からメールが何通もあった。皆それぞれ悔しさがあふれた内容だった。小倉東のOBチームの歴史は始まったばかり・・・来年も現役同様に甲子園・九州大会優勝目指し、頑張っていこうと思う。我々OB・OGの活躍が、母校や地元地域の活性につながれば幸いです・・・
毎度、乱文にて恐縮です・・・(-_-)